イラストレーターについて

イラストレーターとは、正式名が「Adobe Illustrator」で、アドビシステムズが販売しているDTP編集のソフトです。

その名前のとおり、イラストを描く機能に特化したソフトで、イラストの制作や印刷物のデザインに使われる、DTP業界でのスタンダードなソフトです。

画像を数値や式として表現するベクターイメージを作成・編集するソフトで、直線や曲線円などの図形を組み合わせて描画を行います。

簡単にイラストレーターでできる機能を上げると、

・線を描く
・線に色を付ける
・文字を並べる
・画像データを貼る

の4つとなるでしょう。

上記の「線」とは、「ベジェ曲線」と呼ばれる特殊な線で、この「ベジェ曲線の描き方」を覚えることが、イラストレーターを使う上で重要となります。

イラストレーターの特徴は、ドロー系ソフトの長所は、

・データを劣化させることなく作成データの拡大・縮小・変形ができる
・文字などを組み合わせた表現がしやすい
・データの色の変更や輪郭の修正などが簡単にできる

短所としては、

・写真などの加工が出来ない
・ベジェ曲線の描き方が難しい

などでしょうか。

しかし、使い方を覚えてしまえば、短所である「写真加工」はフォトショップなどを使えば、その多彩な機能から、幅広い表現ができる、
優れたツールとなります。

チラシやパンフレット、小冊子などの同人誌を作ろうと考えている人にお勧めのソフトです。